漢方体験

３５歳　女性
夫は３８歳。

４年前に第一子を産んでから二人目が授かりませんでした。
年齢も年齢ですし、少し焦る気持ちもあって病院での不妊治療に踏み切る寸前で杉山先生を知人から紹介してもらいました。

実は体外や人工授精に踏み切る理由として当時夫とのすれ違いから「子供は欲しいけどセックスはしたくない」という気持ちになっており、こうしたやりかたであれば子供だけ手に入る・・と今思えば少しおかしくなっていたと思います。

杉山先生とお会いして、お話をしていくうちに信用に足る方であるという思いから一人で相談に行っていたためにセックスをしたくない、という胸の内を明かしてしまったところ、「そのお子さんにとってそれは幸せなことになりますか？」と優しくですが凄く重みのある言葉をいただき、なんというか我に返りました。
かといっていきなり夫とのすれ違いをなかったことにはできないという思いでいると先生からいくつもの提案を頂きました。
正直、漢方薬をもらえればいい、という気持ちでおりましたので、こんなに親身に相談に乗っていただけることに驚きと共に言い表せない安心感を覚えたことが忘れられません。

家に持ち帰った先生からのご提案に沿って久しぶりに夫とテーブルを挟んでゆっくりと話をしました。
夫からも驚いたことに私以上に深刻なレベルまで思いが及んでいたことをその時に告げられました。
もしあの時、私の思うままに人工授精を切り出していたら・・と思うと今さらになって震えが止まりません。

私の思いと夫の思いをすり合わせてからというもの、少しずつではありますがお互いについて真剣に考える時間を設けるようになり、子供と三人で過ごす時間も自然と増えました。大変にありがたかったと本当に思います。
そして今月の４日、待望の第二子を授かることができました。
まだ８週目ということなのですが、先生との出会いがこの子を、そして私たち家族の中をよくしてくださったことを確信しつつ、いつも感謝しております。

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